【Aliexpress】送料追加要求!?詐欺セラーに当たったのでカスタマーセンターにチャットした話
結論から言うとカスタマーサービスに早期にOpen Disputeを開いていただきました。
正直 安かろう悪かろうというか、「アリエクスプレスは安いんだからサービスは悪くてもしょうがない」という考えを持っていたのですが、ビックリするくらい丁寧な対応でした。
それではこの度何があったかを一から説明していきましょう。
「追加で送料を払って」
始まりは、商品購入後のセラーからのとあるメッセージ。
なんと「商品が大きくて君が選んだ配達方法じゃ無理だから、追加で4ドル払ってね」と。
まず最初に(なぜできない配達方法を選択できるようにしていたんだ…?)と思ったわけですが、もしかしたら私が”この配達方法は選択しても適用されません”的な注意書きを見過ごしたせいかも?と思い急いで商品ページを確認。
しかしそんな文言は書いてありませんでした。
この時点で詐欺の二文字がちらっと頭をよぎります。
なぜならすでにいくつかレビューがあったので、その商品の発送自体は何回もしているわけです。だったらその大きさが送れるか送れないかは、絶対にわかっているはずなんです。
しかし一緒に「もし欲しくなかったらキャンセルできるよ」というメッセージも送られていたので、まあ詐欺ではない…のかな?と無理やり納得し、4ドル払ってまでこのセラーにこだわる必要もないので普通にキャンセルをお願いしました。
ところがそのメッセージを送った次の日に、商品を送ってきたんです!
「はい、商品は発送されたので、次に何が起こるか待ちましょ。今はただ待ってて」
ネイティブじゃないのでニュアンスをくみ取れていないだけかもしれませんが、個人的にはめちゃくちゃ偉そうですごくむかつきました!笑
慌ててOpen disputeしようとしたら、システム的に”商品発送後にOpen Disputeしたい場合は10日間待ってください”と出てきてしまい開けません。
このまま商品が届いてしまったら、送り返す手間だ送料だと泣き寝入りし、追加料金を支払わなければいけなくなってしまう!?どうすりゃいいんだー!と悩んでいるときに、チャットでカスタマーサービスと話せることを思い出します。
今まで一度もしたことないけど…いっちょやってみるか!
チャットの前準備
とりあえず証拠として、セラーとの会話をスクリーンショットしておきましょう。
またカスタマーサービスの方とは英語でやりとりをしなければいけないので、ある程度文章を考えておいたり、使いそうな単語を事前に調べておけば、本番のチャットで慌てずにすみます。
チャットのやり方
私はすべてのやり取りをスマホのアプリから行ったので、今回はそのやり方を説明していきます。
アプリの一番下のアカウントから、サービスの欄にあるヘルプセンターをタップ。
下にあるOnline Serviceをタップ。
ここからチャットができます。
最初は自動チャットのエヴァさんとつながっているので、メッセージにlivechat_linkと打ち込みます。
livechat_linkとメッセージを送ることでカスタマーサービスの人と直接チャットできるようになります。
あとは直接担当の方とあいさつをして、それまでの経緯や してほしいことを直接訴えてください。
カスタマーサービスの方とのやりとり
まずセラーとのやりとりのスクリーンショットを送り、今までの経緯を説明しました。
商品が大きすぎて私が選んだ配達方法では送れないと言われ4ドル追加要求された。
いらなかったらキャンセルしてもいいとも言われたので当日にキャンセルをお願いしたのに、次の日に発送してきた。
こんなセラーにお金を払いたくない。
要約するとこんな感じのことを言いました。
すると
「こんなことになって深く同情します。私があなたの立場でもカスタマーサービスに連絡したでしょう。(意訳)」
てな感じですごく親身になっていただきました。
最後に
「それでは手続きをするので、しばらくチャットを閉じないで待っていてくださいね」
と言われ、Open disputeを開始した状態にしてくれました。
マイ注文の方を見てみたら"注文の受け取りを確認する"のボタンが消えていました。
商品をタップすると、無事Open disputeが開始しています。
理由は not receive goodになっていました。
セラーの呆れた物言い
まあ、当たり前にこのセラーが同意するわけもなく…。
セラー「でも送っちゃったし」
私「いやキャンセルするって言ったし」
の水掛け論が繰り広げられた後、セラーから驚きの発言が。
セラー「そもそもあなたの選んだ配達方法で商品送れてるじゃん?」
私はもう「???」
いや、じゃあ言えよと。
「ごめんね、あなたの選んだ方法で送れたよ!」って、言えよと。思ったのでそのまま「なんでそれ言わなかったの?」と送ったところ、
「え、言ったよ?」と返ってきました。
いやいや、いやいや待てよと。
直前に、こう送ってきてるわけです。
直訳「だからあなたが払わなかった、でも私は依然商品を送ったことで損してる」
つまり”あなた(買い手)が送料の追加4ドルを払わなかったから、私(セラー)は商品を送ったことですでに損してるんだよ”ってことです。
言ってること変わってる!!
もう本当にムカついたんですけど、これ以上こいつと関わりたくないという思いが強すぎて、Open disputeを閉じることにしました。
商品が実際に送られていることは事実だし、トラッキングが憎らしいくらいに仕事して日本入りを告げています。
悔しいけど、これ以上時間をとられる方が損になってしまうと思うので。異議申し立てを閉じる旨を伝えました。
すると…
誰が5スターなんてつけるか!
相手の思惑は何だったのか
憶測ですが、やっぱり"追加で要求した送料分をネコババしようとした"ってことだと思います。
個人のフリマで「選択した配達方法じゃ大きさが合わなかったです」とかならまだしも、商品のレビューがいくつもあるんだから 送れるって知っていることは確定なので。
これで相手が素直に払えばラッキー、同意しなかったらごまかすっていうやり口なんじゃないでしょうか。
事実 商品は発送されているから、相手もOpen disputeしづらい(というか出来ない)し、商品を受け取ってしまっては商品代を支払わないわけにはいかない。
私のように客が追加要求に頷かなくても、普通の取引をする(振り出しに戻る)だけというわけです。
グレーゾーンでうまく詐欺をしてやろうという魂胆が見え隠れしている…。
皆さんも追加要求には絶対に頷かないでくださいね。
最後に
久しぶりにアリエクスプレスを嫌いになるくらい腹が立つセラーに当たってしまいました。
やっぱりね、ちょっとの金額差なら大人しく国内のネットショッピングで買うが吉です。危険と隣り合わせ、それがアリエクスプレス。
それでも安さゆえにこれからも使い続けていく私なのであった…。
~完~
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう!
ミス・ピックル