冷え症を改善するために私が行った簡単にできる5つのこと
改善方法について語る前に、以前の私の状態について少し語ります。
私はひどい末端冷え性で、夏でも手足が冷えていました。また低体温症でもあったので、体温計で熱を測るといつも35度代。学生時代は36度後半にもなればもうきついのに、親に言っても信じてもらえないなんてこともありました。
また寝る前は寒くて寝られない・起きるときも寒くて起きられないといった現象が毎日繰り返されていたわけですが、今ではすっかりなりを潜めております。
おかしなもので、今まで冷たかった体が温かいものですから逆に「少し熱っぽい…?」と感じるくらいです。実際に体温計で計ると36度前半の温度が出るので、「なるほど、これが人間の持つ体温なのか…」とまるで人間になった人外のような感想を持ってしまうくらいに未だに慣れません。
(これ多分冷え症を改善した人あるあるなんじゃないかな)
さてそんな長年にわたって冷え症の私ですが、もちろん”冷え症が健康に良くない”ということは知っていたので「どうにか治したいなあ」とずっと思っていました。
でもめんどくさがりなので簡単にできることしかやっていなかったのですが、最近ようやく効果を実感することができたので、これからその方法についてまとめていきます。
温かいお茶をこまめに飲む
最初は常温の水を飲むところからスタートしました。
そして自然に「温かいお茶やお湯ならもっといいじゃん」という考えにつながったのですが、なんせ私は猫舌。私にとっての適温が保たれる時間はあまりにも短く、油断するとすぐに冷めてしまうのです。
というわけでいつも冷めて常温になったお茶をこまめに飲んでいた私ですが、うってつけのものを見つけてしまいました。
それが蓋つきでストローで飲むタイプのステンレスタンブラーです。
熱いお茶を入れてすぐに蓋をすると、熱々のままキープされて全然飲めないので、ある程度冷ましてから蓋をしめるのがオススメ。そうすると適温のお茶が数時間の間飲めるので、 温活したい方には必須アイテムといえます。
こんなに便利なものがあるんだったらもっと早くに知りたかったと思うくらいですが、不思議と日本で人気なタンブラーは密封して持ち運びができるタイプばかりですよね。海外ではよく見かけるのに…。日本人は家で過ごす時間が少ないから~とか関係しているんでしょうかね。
でも家で飲む分にはストロー付きが圧倒的に便利ですよ。
寝具を変える
これが思いのほか効果がありました。
私は正直「布団なんてどれも変わらないでしょ」という考え方をしていました。ということでそれこそ二十年近くもの間 実家にあった布団をそのまま使い続けていたのですが、軽くて温かいを謳う布団に買い換えたら全然違ったんです。
それまではモコモコパジャマ・モコモコ布団カバー・掛け布団の上に毛布・極めつけに電気毛布とやれることは全部やって睡眠に挑んでいたわけですが、新しい布団にしてからは、パジャマは普通のスウェットになり、電気毛布は必要なくなりました。
というわけで私と同じように寝る際や起きる際に寒いのがつらいという方は、一度寝具を見直してみるというのも手かもしれません。
家でも靴下をはく
床暖房なら別ですが、冷たい普通の床は足の熱を奪っていきます。
オススメはニット素材で締め付けないタイプの靴下ですが、どんな靴下でも履かないよりはマシです。
今は百均でもかわいいモコモコ靴下が手に入る時代なので、試してみてください。
体が温まる食べ物を選ぶ
何を食べようか迷っているときは、いわゆる”体が温まる食べ物”を選ぶといいです。
代表的な食べ物はショウガやにんにくですが、冬に旬を迎える食べ物・根菜類なども体が温まる食べ物に含まれます。
詳しくはネットで”体を温める食べ物”などで検索して、自分が信用できるサイトから情報を収集してみてください。
冷え性の原因を”温活”で撃退! 冷えない体を作る食生活 | エステー株式会社くらしにプラス
こちらに体を温める”陽性食品”について詳しく書かれています。気になった方は目を通してみてください。
とはいえストイックに「体が温まる物を食べなきゃ!」と考えると長く続かなかったりストレスが溜まってしまうので、何を食べようか迷った時や、なんでもいい気分の時に優先順位を上げてあげるくらいの気持ちがいいと思います。
ストレスを減らす
正直「受けたくてストレス受けてるわけじゃないしそんなこと言われても」って感じですよね。ストレス社会で生きる私たちはストレスを受けずには生きていけない…。それに加えてストレスと自覚できないストレスだって絶対にあるわけです。
というわけで私がしているのは”ストレスを受けないようにする”ではなく”自分に合うストレス発散法を見つけてストレスを減らす”、です。
ストレス発散法というとどうしても体を動かすことにフォーカスが当たりがちで、インドアの私はどうしたらいいんだろうと悩んでいました。でも実際はスポーツである必要はありません。
重要なのはストレスの元を忘れるくらいに集中・熱中できること。
つまり塗り絵や描画、はたまた楽器を演奏することなどなど、自分がストレスを忘れて熱中できることなら何でもいいわけです。
みなさんもぜひ自分に合ったストレス発散方法を見つけて、ストレスをため込まないように心がけましょう。
まとめ
以上が、私が行ってきた簡単にできる冷え症対策法です。
今では大分手足も普通の温度くらいにはなってきたし、体温も36度代をキープしています。冷え症がなくなった恩恵と断言はできませんが、便秘にもなりにくくなりました。
もちろんその他にも、”病気になるリスクを下げている”という本人の自覚しない恩恵もあると思います。詳しくは冷え症 リスクで検索するとめちゃくちゃ怖いことが書かれています。
正直この改善法をすべて行なったからと言って効果をすぐに実感できるものではないのですが、日々のこういった小さな積み重ねがのちに冷え症を改善してくれるので、「これくらいならできそうだな」と思ったらぜひ今のうちに一つからでも挑戦してみてください。
以上 ミス・ピックルでした。